「子どもが熱を出しただけで、職場に謝ってばかり…」2児の母として働いてきた中で、そんな日々に疲れた時期がありました。
でも、職場選びを変えることで心がぐっと軽くなったんです。今回は、実体験をもとに「ママが働きやすい職場」の共通点、失敗から学んだ「転職時注意して見るべき条件2つ」を紹介します。
働きやすさは「自分で選ぶ」
共通点は「自分の働き方を素直に相談できるか」
自分の理想ばかり追いかけると正直難しいかもしれませんが、相談できる環境かどうかで長く続けられるかは必ず変わります。
職場選びを少し工夫するだけで、育児とのバランスがずっと取りやすくなります。無理なく続けられる働き方、見つけていきましょう。
突発休みに理解がある
子どもは急に体調を崩します。
面接時や職場見学で「どんなときに休んでるスタッフが多いか」を聞くのがおすすめ!
自分の子育ての理想と職場の実際は違うものです。
子どもの体調不良時、わたしは自分で診てあげたい人。でも「病児保育が当たり前」の雰囲気だと休ませてほしいとは言いにくいものです。実際わたしが転職に失敗した理由のひとつでもあります。
逆に、病児保育に預けて働きたい!って人は休んでと言われたら困りますよね。現場の実情を事前に把握しおくと、わたしのように失敗しませんよ。
女性が多い職場は“雰囲気”が鍵
ママが多い=働きやすい、とは限らない!これはもう、本当に。切実に感じます。
経験上、「助け合いの空気があるか」は超重要です。
あとは看護師だけでなく、個人クリニックだと院長や副院長(夫婦でやっているところは奥さんに注意)の方針によってだいぶスタッフの空気感や理解度は変わります。面接で自分との相性はしっかり感じ取ったほうが良いです。
事務スタッフさんとは面接に行ったときの挨拶や対応でフィーリングが分かるときもありますよ。
シフトや時間の融通が利く
時短・午前だけ・週〇日など、ライフスタイルに合う働き方ができる職場は長続きします。
子どもの人数が多かったり、我が家のように歳の差があると行事予定が全く別日ってこともよくあります。そのたびにイヤな対応されるとストレス溜まりますよね。
でも、なんのために働きますか?
わたしは子どもとの時間を大切にしたくて、バリバリ働きたい気持ちを抑えている部分もある。だから子どものために休むことで自分がストレス感じちゃ本末転倒なわけです。
優先したいことがあって仕事をセーブしているなら、大事なことを理解してくれる環境選びが大切です!
長く勤務してる人がいるから安心?
正直、安心材料にはなりますよね「それだけ働きやすいんだろう」わたしも思っていました。
でもわたしの転職失敗経験で新たにアップデートされました。勤務経験が長い人ばかりがいることでのデメリットは下記2点です。
- 新しい人を受け入れる体制がない
- 独自のマニュアルせいぞろい
環境に慣れるまでが大変
長く働いている人同士は雰囲気が良い。すぐにその中に入れるわけじゃないのが現実です。
新人というだけで立場弱いのに、最初からアウェイ感が強い状況は正直辛いです。
こればかりは入ってみないとわからないことなので、面接のときの雰囲気をしっかり確認することをお勧めします。
独自のマニュアルせいぞろい
「わたしはこうしてる」「それも間違いじゃないけど」経験者の独自マニュアルを紐解きながら自分で間違いのないマニュアルを作るのは至難の業です。
経験が長い人が多いと、その分独自性が強いのでさらに難易度が上がります。
『長い人が多い=安心』と思っていた転職失敗前のわたしに伝えたかった。特に人数が少ないクリニックでは注意が必要だと感じます。
転職もひとつ選択肢にする
いま「働きやすい環境じゃない」と悩んでいるなら、転職するしないに関わらず、色々な働き方を視野に入れることをおすすめします。
答えはすぐに出さなくていい。むしろ、出さない方がいいです。
心に余裕のある『ちょっと悩んでる』段階が一番転職を考えるいいタイミングだと思います。
私の経験がだれかのきっかけのお手伝いになれば嬉しいです。
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